2026.06.27-28 Dr.パウロ・マロ氏来日講演「All-on-4治療コンセプトと最新ワークフロー」に参加しました2026年06月29日(月)
こんにちは。台場フロンティアデンタルクリニックです。
2026年6月27日(土)・28日(日)、All-on-4の開発者であるDr.パウロ・マロ氏の来日講演「All-on-4治療コンセプトと最新ワークフロー」に参加し、Dr.下尾氏による講義も含め、All-on-4やProArch、ザイゴマインプラントに関する最新の知識と治療設計について学んできました。

今回の講演で特に印象的だったのは、「All-on-4とは、単に4本のインプラントを埋入する治療ではない」という考え方です。All-on-4は、歯をすべて失った方や総入れ歯でお悩みの方に対して、噛む機能と見た目の回復を目指すフルアーチインプラント治療の一つです。しかし、ただインプラントを4本入れればよいわけではなく、顎の骨の状態、噛み合わせ、補綴物の強度、清掃性、将来的なメンテナンスまで含めて総合的に設計することが重要です。
All-on-4では、後方のインプラントを傾斜させて埋入することで、骨造成を避けられる可能性があります。また、条件が整えば、手術当日に仮歯を装着して噛める状態を目指す「即時荷重」が可能になる場合もあります。そのためには、インプラントの初期固定、骨質、埋入時のトルクなどを正確に判断することが欠かせません。インプラント治療では、CTによる精密検査や3Dシミュレーションを行い、神経や血管の位置を確認したうえで、患者さま一人ひとりに合わせた治療計画を立てる必要があります。
講義では、ProArchやデジタルワークフローについても学びました。フルアーチのインプラント治療では、通常の口腔内スキャナーだけでは誤差が出やすいことがあり、フォトグラメトリーなどのデジタル技術を適切に活用することが大切です。ただし、デジタル機器を使用するだけで精度が高くなるわけではなく、インプラントの位置、噛み合わせ、仮歯の形態などを正しく補綴物に反映させる知識と経験が必要です。
さらに、骨が大きく不足している症例で選択肢となるザイゴマインプラントについても、注意点や合併症管理を学びました。ザイゴマインプラントは有効な治療法の一つですが、上顎洞炎、出血、感染などのリスクも伴うため、適応の見極めや術前診断、万が一の対応まで理解したうえで行うべき高度なインプラント治療です。
今回の講演を通して、All-on-4やProArch、ザイゴマインプラントは、単なるインプラント手術ではなく、外科・補綴・デジタル技術・力学・清掃性・メンテナンス性まで含めて考える総合的な治療であることを再確認しました。

台場フロンティアデンタルクリニックでは、お台場エリアはもちろん、都内や遠方からAll-on-4・インプラント治療をご検討中の患者さまにも安心してご相談いただけるよう、CTによる精密診断や治療計画を大切にしています。
歯を失ってお困りの方、総入れ歯が合わない方、他院で骨が少ないと言われた方も、インプラント治療について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

Dr.パウロ・マロ氏

Dr.下尾氏
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