2026.07.20 世界水準インプラント アドバンスハンズオンセミナーに参加しました。2026年07月21日(火)
こんにちは。
先日、2026年7月20日(月・祝)に、東京で開催された、歯科医師向け実習セミナー「アドバンスハンズオン2026 in TOKYO 世界水準インプラント アドバンスハンズオンセミナー~サイナスリフトからAll-on-4、ザイゴマインプラントまで~」に参加してきました。

今回のセミナーでは、インプラント治療における即時荷重の成功率を高めるための診断・設計をはじめ、サイナスリフト、All-on-4、ザイゴマインプラント、インプラント治療で生じるトラブルへの対処法など、難症例にも関わる幅広い内容を学びました。
講師は、サンパウロ市立大学の顎顔面学講座名誉教授であり、ブラジルインプラント学会元会長のレナート・ロッシ教授です。口腔顎顔面外科やインプラント治療の分野で豊富な経験を持つロッシ教授から、世界水準のインプラント治療について、講義と模型を使用したハンズオン実習を通して直接学ぶ貴重な機会となりました。
セミナーではまず、インプラント治療に必要な頭蓋骨や顎骨、神経、血管、上顎洞などの解剖学的知識を改めて確認しました。インプラント治療では、インプラントを埋入する位置だけでなく、周囲の骨や神経、血管との距離を正確に把握する必要があります。特に、骨量が少ない症例や高度な外科処置を伴う症例では、CTによる精密な診断と解剖学的知識が欠かせません。
上顎の奥歯部分に骨が不足している場合に行われるサイナスリフトについては、上顎洞周辺の構造や外科処置のポイント、合併症を防ぐための考え方を学びました。サイナスリフトは、上顎の骨の高さが少なく、そのままではインプラントを固定することが難しい場合に、骨量を補うために行う治療方法です。
また、歯を多く失った方や無歯顎の方に対する治療として、少ない本数のインプラントで固定式の歯を支えるAll-on-4についても学びました。All-on-4では、手術当日に仮歯を装着する即時荷重を行う場合があり、その成功率を高めるためには、骨の状態やインプラントを入れる位置・角度、噛み合わせ、仮歯の設計まで総合的に考えることが大切です。
模型実習では、下顎にインプラントを適切な位置と角度で埋入する練習を行いました。最終的な歯の位置から逆算してインプラントを配置することや、治療後の清掃性、噛み合わせ、長期的な安定性まで考慮した治療計画の重要性を再確認しました。
さらに、上顎の骨が著しく少なく、通常のインプラント治療や骨造成が難しい症例に対する治療方法として、ザイゴマインプラントについても学びました。ザイゴマインプラントは、頬骨を利用して長いインプラントを固定する高度な治療方法です。すべての患者様に適応できるものではありませんが、他院でインプラント治療が難しいと言われた方にとって、選択肢の一つとなる場合があります。
そのほか、下顎の骨吸収が進み、神経までの距離が不足している症例に対する外科的な考え方や、インプラント治療中・治療後に起こり得るトラブルとその対処法についても理解を深めました。
今回のセミナーを通して改めて感じたのは、安全で精度の高いインプラント治療を行うためには、手術技術だけでなく、正確な診断、適切な治療設計、解剖学的知識、トラブルへの対応力が欠かせないということです。

左:レナート・ロッシ教授 右:当院院長
台場フロンティアデンタルクリニックでは、お台場・有明・豊洲・港区エリアをはじめ、東京都内や関東近郊、遠方からインプラント治療、All-on-4、骨造成、ザイゴマインプラントなどをご検討の患者様に、安全性と精度を重視した治療をご提供できるよう、国内外の学会やセミナーへ積極的に参加し、知識と技術の向上に努めています。
骨が少ない、歯を多く失っている、入れ歯が合わない、他院でインプラント治療は難しいと言われたなど、お悩みは患者様によって異なります。当院では、CTによる精密検査を行い、お口の状態や全身状態、ご希望を確認したうえで、一人ひとりに適した治療方法をご提案いたします。
インプラント治療やAll-on-4について気になることがありましたら、遠方にお住まいの方も、どうぞお気軽に台場フロンティアデンタルクリニックまでご相談ください。
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