総入れ歯よ、さようなら!
1日で歯が入るインプラント
身体的・精神的にもやさしい1DAYインプラント
通常のインプラント治療においては、インプラントの埋入を行った後に人工歯を装着、その後に噛めるようになるまで約3ヶ月、もっと長いケースでは約1年程度の時間が必要となることもあります。
こういった長期の治療では、患者様に身体的・精神的、果ては経済的な面での圧迫を強いてしまうこともあるかと思います。
当院では、それらの負担を少しでも軽減するため、抜歯・インプラントの埋入・仮歯装着までを1日のうちに終わらせることのできる「1DAY インプラント」をご提案しております。
1DAYインプラントの工程においては、抜歯も含めた手術を一度だけ行います。
一般的なインプラント治療では埋入後の通院もおよそ7回程度(最もシンプルな治療の場合)必要となりますが、1DAYインプラントでは約5回(最終的な美しい歯が入るまで)の通院で終わらせることが可能です。
1日のうちに仮歯の装着までを完了するので、歯を欠損した状態が1日もありません。歯がないことを気にする必要がないということです。
通常のインプラントと1DAYインプラントの比較
※他の一般的な医院では①〜⑤の5ステップかかる作業を、
当院では①ステップのみで完了します。
通常のインプラントでは、埋入時・上部構造を装着するためのアバットメント(土台)取付時の計2回、手術を行います。この2回の外科手術は、特に手術経験のない患者様にとって、非常に大きな身体的負担となることと思います。
それだけでなく、インプラント埋入手術の後におよそ3ヶ月、長い場合で6ヶ月ほどの治癒期間が必要となるのが通常のインプラント治療です。
また、インプラント治療を行うにあたってあごの骨の量が足りないケースでは骨量を増やす治療(「骨造成」)を行うこともあり、「骨造成」にはさらに3ヶ月〜半年程度の期間が必要となるため、結果として上部構造(人工歯)を装着するまでに長い時間を必要とします。
その期間中は歯が無い状態となってしまうため、食事や見た目などの観点から非常にデメリットとなってしまいます。
対して当院が行っている1DAYインプラントでは、抜歯・インプラント埋入・仮歯装着までを1日のうちに行い、患者様の負担をできる限り取り除きます(※1DAYインプラント前にCT検査や、インプラントの手術シミュレーションなどを完了していることが条件です)。
抜歯を含め、一度の手術で治療が完了します。正式な上部構造を装着するのは当日からおよそ1ヶ月半ほど後となりますが、その期間中は仮歯を装着していただくため、見た目や食事への影響はありません。
切らない・縫わない、
フラップレス手術

当クリニックのインプラント手術の多くはフラップレス手術です。
ほぼ無痛・無出血で、患者様にやさしい治療法となります。
一般的にインプラントによる歯科治療では、メスで歯肉を切開・剥離してから顎骨に穴をあけてインプラントを埋め込みます。この「歯肉を切開・剥離する」という手順を行わずにインプラントを顎骨に埋め込むのが、「フラップレス手術」です。
フラップレス手術では、メスを使わずに歯肉に小さな穴をあけ、そこから顎骨にインプラントを埋め込みます。メスによって歯肉に大きな傷をつける必要がないため、術後の痛みや腫れ、出血を軽減できるという大きなメリットがあります。さらに歯肉を縫合しないので、手術時間が短縮できるうえに、抜糸のために通院する必要もありません。
フラップレス手術は優れた術式である一方、歯科医師に確かな診断力と技術力が求められるため、治療を行っている歯科医院が少ないのが難点です。
当クリニックでは、インプラントに精通した歯科医師が、より安全で的確なフラップレス手術をご提供します。インプラントによる歯科治療をご検討中で、「メスを使用した手術に恐怖感がある」「痛みや腫れに不安がある」という方は、ぜひご相談ください。
- メリット
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- ・傷口が小さくすむため、体への負担を軽減できる
- ・腫れ・痛み・出血が少なくすむ
- ・歯肉の切開や縫合が不要なため、手術時間を短縮できる
- ・体への負担が小さいので、全身疾患がある方に適している
- ・メスを使用しないため、手術に対する恐怖心を和らげられる
- ・歯科専用CTとシミュレーションソフトを駆使してより的確に手術できる
- デメリット
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- ・歯科医師に診断力と技術力が求められるため、治療できる歯科医院が限られる
- ・インプラントを埋め込む深さや角度を把握しにくい
- ・顎骨の骨量が足りない場合は、適切な位置や深さで埋め込むことができない
- ・歯肉や顎骨の状態によっては対応できない場合がある
切らない・縫わない、
フラップレス手術の流れ
STEP.01
デジタルシミュレーション、治療ガイドテンプレートの作製

STEP.02
局部麻酔をして、ガイドに沿って歯肉に小さな穴をあけ手術

STEP.03
インプラント体の埋め込み

STEP.04
仮歯の装着

・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
・デジタルシミュレーションにより、患者様固有のガイドを作製・装着して手術を行ういます。システムとしての総称であり、医療機器(物)ではありません。
・より適切なインプラント手術を行うために導入しているシステムであり、歯科技工物であるテンプレートと、一般医療機器である歯科用インプラント手術器具を使います。
・テンプレートは、インプラント手術時の位置、深さ、角度などを補助するガイドであり、医療機器ではなく、歯科技工物です。
・手術用キットは、一般医療機器、歯科用インプラント手術器具に分類されている医療機器です。
・ガイドシステムを使用してインプラント手術を行うことで、より良い治療結果へと導くことができますが、リスク・副作用がないわけではありません。詳しくは、上記「インプラント埋入治療にともなう一般的なリスク・副作用」をご確認ください。